山ある記(戸隠西岳 後編)

ボス

2017年09月22日 18:30


第一峰(中弁慶岳)を後に。

いよいよ先の尖がった西岳へ。

稜線沿いを辿ります。

ここは道幅広めだけど、狭いところは一歩踏み外すと気持ち良く落ちて行ける位狭いところも(^_^;)





そんな道の端に咲く花あり。

生命力を感じる。

私も頑張ろう(^_-)-☆





途中から第一峰方向を振り返る。

結構歩いてるけど、まだまだ稜線歩きは続く。

遠くまで見渡せる景色見ながらだとあまり苦にならず(^^)v








急な下りもあるのです。

稜線なだけにスリリングだったりもします(^_-)-☆











目的地の西岳11:35着。
標高2,053m

この辺りでは高妻山に次ぐ山。

高妻方面の景観は望めず。

ここでは小休止して次へ(^^)

最近携帯の電池の減りが早いので、今回はコンデジ持参したけどこの辺りで電池切れ(>_<)

電波を停めた携帯も電池残量少な目に。

この先の画像が減りますのでご容赦をm(__)m


途中で北アルプスが良く見えた。

槍の天辺も確認。

雲の下側が直線で揃ってた。

気流でも関係してるのかな?


本院岳には12:35着。
標高2,030m。

ここも小休止。



この先がキレットを経て八方睨みまで長丁場になる。


下りの鎖場も出て来る。

これまでの鎖場に比べたらどうって事なく下りられる。

と言っても気は抜けないけど。









第一峰西岳が遠くなって来た。








キレットの下り・登りともに笹薮を掻き分けてひたすら歩く。

八方睨みには15:10着。

ここでしっかり休憩してね。

この先には危険エリア③「蟻の塔渡り」の下りが待ってるから(^^♪





そしていよいよ「蟻の塔渡り」へ。

YOUさんから先頭を言い渡される私。

行きましょう!

今日も歩けそうだったのでその気満々だったんだけど。

YOUさんから「後ろの人がびびらない様に跨って行って~!」の指示が。

今日初めて渡る2人が渡れなくなると困るので跨って行きました~。
(内心は不本意だったけど・・・)


私の次がマサヨさん

あれっ、あ~ずるいじゃ~ん!

私も歩きたかったのに(>_<)










その次がリアさん

ええ~、あなたも?

ずる~い(T_T)








もう1回向こう側へ渡って歩き直そうかと思ったwww

時間的に無理だったのでしなかったけど。


残る田町さんYOUさん待ち。

その間にリアさんの写真に便乗w

岩の向こう側では男衆が奮闘。



皆渡り終えて顔を揃えたのが16:00



まだ下りの鎖場数箇所に道中も長い。

怪我しちゃいけないので急いじゃいけないけど、日暮れまでの到着は間に合わないかも。

その時はヘッドライト持ってるから使えば良いだけの事か。

坦々と歩いて歩いて。

奥社まで下りて来たのが17:30過ぎ。

無事の下山の御礼をして、参道を辿る。

良く歩いたわ~(^^♪

奥社入口には18:00ちょっと過ぎて到着。


この日までにいろいろ溜まったモノ・事あり。
それらをリセットして余りあるくらい充実した時間だった。

前日会ったばかりの人達も加わって楽しかった~(^^♪

結果コースタイムは約12時間だったけど、それは気にならない。

いい思い出になったわあ。

そして翌日は久々に体中バキバキ&筋肉痛でした(^^ゞ


このコースのE難度は伊達じゃありません。
鎖場多いし、急登もたくさんあるし、歩く距離も長いし。
その中で集中力が保てないと滑落・転落の危険がいっぱい。

コースの回り方とすれば私は鏡池スタートをお勧めします。
たくさんある鎖場を下りで下りたくないのが一番の理由です。

この日に限っては往路でコース整備で刈った草がコース上に放置されていたためこれが滑る原因となって歩き難かった事。
逆に復路は笹などが藪化してコースを隠しているので、しっかり掻き分けて歩かないとコース幅の狭いところでは足を踏み外す危険性がいっぱいあった。
場所によってコース上の土が粘土質で滑りやすい箇所があった。
コース上に水場がないので水は普段より余分に持参した方が良い。
とにかく体力は必要。その上で高所恐怖症や鎖場の垂直・水平移動が少しでも苦手だと思う方は止めておいた方が良いでしょう。
(※これは全く私個人の感想なので、検討の足しくらいでご理解を)



この日の出来事:
・サングラスを無くしかけるもちゃんと手元に戻った(^^)v
・ポールの先端のキャップは無くなった(T_T)
・持参のおやつは皆喜んでくれた
 (なすの薄焼きとスタミナロール?)


(戸隠西岳 序章編)はこちらから

(戸隠西岳 前編)はこちらから

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