2010年04月19日
水の地産地消(ミネラルウォーターって・・・)
日本でもミネラルウォーター、ボトルウォーターは随分定着しましたね。
水を買うことに抵抗が無くなった。
当初は誰が水なんか買うのか・・・と言っていた人は多かったはずなんですけどねえ・・・。
ということで今日はミネラルウォーターにの話です。
農林水産省の「ミネラル・ウォーター類の品質ガイド基準」によると日本では次の4つに分類されます。
◆ナチュラル・ウォーター
◆ナチュラル・ミネラル・ウォーター
◆ミネラル・ウォーター
◆ボトルド・ウォーター
では説明していきましょう。
違いは素になる水と詰める前の処理方法です!
◆ナチュラル・ウォーター
・特定の地下水から汲み上げた水で無機塩類(=ミネラル分)が溶けている割合が少ないものを原水としている
・ろ過沈殿、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの
◆ナチュラル・ミネラル・ウォーター
・特定の地下水から汲み上げた水でミネラル分が溶けている割合が多いものを原水としている
・ろ過沈殿、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの
◆ミネラル・ウォーター
・特定の地下水から汲み上げた水でミネラル分が溶けている割合が多いものを原水としている
・ろ過沈殿、加熱殺菌の他に複数の原水の混合、ミネラル分の調整を行ったもの
◆ボトルド・ウォーター
・特定の地下水から汲み上げた水で無機塩類(ミネラル分と解釈)が溶けている割合が多いものの他、純水、蒸留水、水道水を原水としている
・ろ過沈殿、加熱殺菌の他に原水の本来の成分を大きく変化させる処理を行ったもの
ボトル詰めする際には加熱殺菌処理をされますが、日本の水は軟水なので加熱しても成分が質は変わらないのでOK
(海外の硬水は加熱すると水の質が変わってしまう)
あくまでも私の個人的解釈ですが、
◆ナチュラル・ウォーターとナチュラル・ミネラル・ウォーター
・・・自然の状態に近い水
◆ミネラル・ウォーターとボトルド・ウォーター・・・造られた水
です。
※自然に湧き出している水と比べての解釈です
ここで手元にあるミネラルウォーターのラベルを確認してみます。
◆東京水(以前に東京の展示会に行った際、東京都の水道局の水としてもらったもの)
ラベルには「ボトルドウォーター」と記載されています。
◆黒部の氷筍水(先日のおぎのやさんの黒部ダムカレーのセット品)
ラベルには「ナチュラルミネラルウォーター」と記載されています。
「東京水」は高度浄水処理を施しているため、一方「黒部の氷筍水」は採水地が地中洞窟内湧水とあるように自然の水に必要最低限の手を加えただけという違いがハッキリ出てしまいました(^^ゞ
どちらがからだにやさしいお水でしょうか?
いつも購入しているミネラルウォーターも注意してラベルをみて下さいね。
場合によっては水道水よりミネラル分が少ないものもあるようですから(>_<)
からだに取り込む大切な水分ですから、メーカーや名前を信用してはいけませ~ん!
という事で今日はここまでm(__)m
Posted by ボス at 12:47│Comments(2)
│昼間の水商売
この記事へのコメント
市販されている水にも色んな種類があることが分かり勉強になりました。ありがとうございます♪
Posted by BE ALL FARMER at 2010年04月19日 14:38
ご訪問ありがとうございます。
野菜と同じで水は人間の肥料ようなものですから吟味しないといけない時代になってしまったのも悲しい事です(T_T)
野菜と同じで水は人間の肥料ようなものですから吟味しないといけない時代になってしまったのも悲しい事です(T_T)
Posted by ボス at 2010年04月19日 14:51