2010年04月27日
水の地産地消(水質基準)
水質基準って気にした事ありますか?
ミネラルウォーターの水質は農林水産省の「ガイドライン」と厚生労働省の「食品衛生法」で規定されています。
また水道水は厚生労働省の「水道法」で水質を規定されています。
では「食品衛生法」と「水道法」の水質基準は同じなのでしょうか?
簡単に比較してみます。
◆食品衛生法
・目安は毎日0.5リットル飲んでも安心
・水質検査項目は25種類
◆水道水
・目安は毎日0.5リットル飲んでも安心
・水質検査項目は50種類
水道水の方が厳しく規定されていますが、ミネラルウォーターと違って素となる水(原水)が汚れや汚染度の高いものを使用しなければいけない地域もあるという事情にもよります。
厳しい事で悪い事はないのでこれはこれで良いでしょう。
次に実際の項目をいくつか比較してみます。
(1リットル中に含まれていても許される量で表します)
◆鉛(体内に入ると危険な物質)
・ミネラルウォーター ・・・ 1リットル当り0・05mg
・水道水 ・・・ 1リットル当り0・01mg
◆ヒ素(発ガン性物質)
・ミネラルウォーター ・・・ 1リットル当り0・05mg
・水道水 ・・・ 1リットル当り0・01mg
◆フッ素
・ミネラルウォーター ・・・ 1リットル当り2.0mg
・水道水 ・・・ 1リットル当り0・8mg
◆ホウ素
・ミネラルウォーター ・・・ 1リットル当り5.0mg
・水道水 ・・・ 1リットル当り1・8mg
◆亜鉛
・ミネラルウォーター ・・・ 1リットル当り5.0mg
・水道水 ・・・ 1リットル当り1・8mg
実際の基準値を比べてみると、ミネラルウォーターの方が随分基準が緩いことがわかります。
水質においては水道水もそれなりのレベルにあるという事です!
Posted by ボス at 16:29│Comments(0)
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