2011年01月07日
おまけ(セントラル・スクェアの桜)

「すみませ~ん、SBCなんですが・・・」と丸山アナが。
取材をされていたのでした(^^ゞ
大体余分に撮影しておいて良さげな映像を使うのだから、
私の取材はボツになると思って答えたのだが・・・。
今朝取引先の人から「ニュース出てたね」って言われた(@_@)
使われてたじゃ~ん!(>_<)
本人は見ていないというおまけ付きでした(^_^;)
2011年01月07日
セントラル・スクェアの桜

長野オリンピックの表彰式会場
だったセントラル・スクェアの
植え込みに誰かが桜の木を植
えちゃった件。
午前中に市街地で現場があった
ので、帰り道に寄ってみた。
1本だけかと思ったら複数本(3
本?)だったのね。
苗木に吊るされた紙2枚。
ピンクの紙は植えた人の想いが。
白の紙は管理者からの警告が。
各々御内容を見てみよう。
「無断で植樹し、申し訳ございま
せん。
オリンピックメモリアルのセントラ
ルスクエア。このままで良いので
しょうか?
経営上の問題もありますので、
駐車場でもかまいませんが、せ
めて邪魔にならない場所には植
樹(八十二銀行前と同じ山桜を
植えました)をし、ニューヨーク
のセントラルパークとはいいませ
んが、多少は公園的な要素も大
切なのではないでしょうか。
幼木ですので切ることは簡単です。
二、三年で花が咲き出し、十年もすれば見事な並木(?)になります。
大きな心で見守っていただけませんか。
セントラルスクエアを愛する一市民
平成二十二年十二月三十日」
「苗木を植栽した方は、直ちに取
除いてください。
平成二三年一月七日(金)までに
取除きしない場合は、土地管理
者が処分しますのでご承知おきく
ださい。
㈱長野セントラル・スクェア」
さてこの問題どう考えますか?
セントラル・スクェアの活用方法の議論は以前からあって、
市街地の中での公園化案もその一つに挙げられていました。
が、過去の様々な経緯があって複数の方で所有・管理されている土地。
行政が取得出来れば活用方法の議論も進むのでしょうが、
現実には取得に至らない事情があるようです。
様々な事情がある中で検討の末に現在のパーキングという形態になって
います。
今回で問題なのは「無断で行った」行為だという事。
自分の敷地に、知らないうちに、何者かが、木を植えられたらうれしい?
どうしても欲しかったものならうれしいかもしれませんね。
でも望んでいないものだったら・・・やはり頭に来ます。
なぜ対話をしないのでしょうか?
紙に書かれた想いがあるなら、管理者に伝え、理解を得る行動をしなかったのか?
そして植えた後の管理は誰がするのか、植えた方が管理するの?
水やりは?花びらや落ち葉は誰が片付けるの?
害虫が出たらその駆除は?
長野に限って言えば、市街地の緑は都会より少ないと思います。
実際に街路樹も道路が整備されるほどに減っています。
柳町通りの歩道整備で柳の木がなくなった。
運動公園から西へ延びる道も自転車道の整備により街路樹は消えた。
原因の一つには手入れ・メンテナンスに要する費用の問題。
行政はなるべく抑えたいし、地域の方々の奉仕も頻繁には頼れず、
放っておくとクレームにつながる。
育つほどに根が道や構造物に影響を与えたりもする。
市街地の緑化も難しい問題が増えている。
話を戻して、植えた方がその後の管理をしないのなら「植え放し」です。
自分のテリトリー以外で、何かを実現しようとするにはそれに関連する
人、団体や企業、地域、行政などに理解を得なければ事は進みません。
「膝を交えて議論する」あるいは「根回しをする」
これはとても重要な事。
自分の事だけでなく、関わってくる方々にも事情があるのです。
それを踏まえて、譲り合い、妥協、方法の再検討、拡大、縮小など
実現に向けての具体策が見えてくるのです。
個々が想いだけで事を始めたら、収拾がつかなくなります。
そのために社会にはルールがあるのです。
「できること≠してよいこと」はイコールではないのです。
木を植えた方の想いは汲むが、取った行動は身勝手でしたね。
そこがボスは残念でした。
さて今日は管理者がいう撤去期限ですが、一体どうなりますやら・・・!
タグ :セントラル・スクェア植樹